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    2012-01-06 (Fri)
    今日の話題は王子のことでもなんでもありません。
    王子のお話、王子に関するお話ではないけど
    ここはある意味私の日々を綴る日記でもありますので
    ただそのために記します。

    興味のない方はスルーしてくださいませ。









    インコのぴぴが逝ってしまいました。

    去年30日、通常の糞より4~5倍大きなサイズの
    糞をしているのを見つけたのですが、
    学生の頃にインコを飼っていた時にも、また今回の飼育でも
    こんなに大きな糞をするのは初めて見ました。

    でもぴぴ自身は、ゲージから出してやれば
    いつものように部屋の中を飛び回り、
    ご飯も食べれば、やることもこれといって変わった様子は
    なかったように見えました。

    勿論、下痢もしていません。
    少し便秘なのかしら? と不審に思いながらも
    本人が元気そうなので、その日はいつも通りの時間に
    ゲージに戻して、凛と一緒に寝かせました。

    31日。
    ぴぴが少し翼の羽を浮かしていました。
    体もほんの少し膨らんでいるようにも見えました。
    心なしかいつもの勢いがないようにも見えました。

    でもご飯は食べるし、おやつもガシガシ齧っていたので
    「どこか少し調子悪いみたいだけど
     何処の病院も休みだから、様子を見るしかないか。」
    そう思って、その日はぴぴだけゲージから出さずにいました。

    凛は外に出したのに、自分は出してもらえないと
    いつもは「私も出して!」と凄い勢いでアピする子なのに
    同じアピしても、いつもほどの勢いはありませんでした。

    また、31日からは、
    甥っ子や姪っ子が泊まりでやって来る予定でした。
    姪っ子がインコに凄く興味を持ち、一緒に遊びたがっている、
    そう聞いていたので、来る前に

    「今日はぴぴ、ちょっと様子がおかしいように見えるから
     一緒に遊べないよ。凛とは遊べるからね。」
    事前に連絡してガッカリさせないよう電話しておきました。

    そしてその頃、ふとぴぴのお尻を見たら、
    少し出血して、肛門周りが汚れていました。
    「やっぱりどこか悪いんだ。でも病院やってないしな。」

    そう思っていたところ、その数時間後に
    ぴぴは生まれて初めてタマゴを1つ生みました。

    生んだあとは、暫く大人しかったのですが
    すぐに元気を取り戻し、いつもと変わらぬようにまで
    回復したように思えました。

    「あといくつ生むんだろう。小さな体で大変だったね。
     この頃の異変はお産が近かったからなのね。」
    そう私は思いました。

    でも年が明け、時がどんなにたっても次のタマゴは生まれません。
    年が若いから1個しか生まないのかしら?
    とも思いつつ、2日の昼間にぴぴの肛門のあたりを触診してみると
    おなかに2つしこりのようなものがありました。

    「タマゴ詰まりなの、ぴぴ?」
    そう言っても、ぴぴは答える訳はありません。
    自由にしてくれと暴れるだけです。

    まだお正月があけて2日目。
    どこにも小鳥を見てくれそうなお店も、獣医さんもいません。
    3が日を過ぎても次のタマゴはまだ生まれません。

    ぴぴ自身は一見すると元気そうには見えるものの
    ご飯も食べているものの、いつもに比べると
    少し動きが鈍いように思えました。

    4日。
    再び羽が少し浮き始め、体も少し膨らみ始めました。
    止まり木のぴぴのお気に入りの場所に止まっていますが
    そこから動こうとしません。

    「これは絶対におかしい。タマゴが詰まっているなら
     出してやらないと死んでしまうけど、私にはやり方がわからない。」

    もうじっとしておれず、3が日も過ぎたので
    凛を買った小鳥専門ショップにぴぴを連れていけば
    少しは何とかなるかも知れない。
    そう思って私はその小鳥専門店にぴぴを連れていきました。

    そのショップは、いつもなら息子さんと娘さん、
    そしてそのお母さんが常駐していますが、何回か行っても、
    そこのお父さんらしき方は見たことがありませんでした。

    でもその日は、そのお父さんらしき方、
    つまり店長さん? がおられたのです。
    4人が4人、ぴぴを見るなり、「タマゴ詰まりだ。」と言いました。

    私はいつものようにおかあさんにぴぴを委ねたかったのですが
    その日は1番近くにいたお父さんが、さっとぴぴを手に取ると
    詰まったタマゴを取り出し始めました。

    肛門にオリーブオイル等も塗らずに、
    おなかの上から指でギューギュー押して、絞り出すようにして
    タマゴを取り出していました。

    するとタマゴと一緒に「ありゃ、内臓まで出てきちゃった。」
    お父さんはそう言いながら、腸のように見える内臓を
    ぴぴの肛門の中に押し込んでいました。

    このショップで買った子ではないのに、無料で見てくれ、
    一応タマゴも取り出してくれたので、お礼を言って、私は帰りました。

    明日からは私が1個づつ、取り出してやらねばならないと聞きました。
    おなかの中にはまだタマゴがあるから、と。
    でも家に帰ると、ぴぴの容体が急変しました。

    お気に入りの止まり木に止まったまま
    今までに1度も見せたことのない姿を見せたのです。

    まるでそれは怒り狂った「ハリセンボン」のようでした。
    これ以上膨らませようがない、というくらいに
    体をパンパンに膨らませ、全身の毛を逆立てています。
    ご飯は帰宅してから2・3粒を2~3回食べただけ。

    「無理やりタマゴを取り出したのでショック状態に
     なったのかしら? でも取り出さないと
     遅かれ早かれ死んでしまうし……。」

    安静にできるよう、毛布でゲージの三方を塞ぎました。
    「ぴぴ。辛そうだね。でも頑張ってね。」
    そう話しかけることしかできませんでした。
    下手に触るのも、体にさわりそうで、見ているしかありませんでした。

    でも少しは直接元気づけたくて、午前0時少し過ぎ、ゲージのぴぴに
    私が手を伸ばすと、ぴぴは私の手に乗ってきました。
    そして消え入りそうな声で、「ぴーぴー」と鳴きました。
    「無理して鳴かんでいいよ。それより頑張って乗りきるんだよ。」
    そう言ってゲージに戻してやりました。


    どうして今なんだろう。
    年末年始。


    そうでなくとも小鳥を診察してくれる動物病院は本当に少ない。
    そして口を揃えたように、日本中の殆どのお店や病院が休み。

    「早く夜が明けて。早く8時になって。病院があくまで
     ぴぴ、もうちょっとだからね。今日は5日だから
     診療はじめの病院がきっとある。まだ逝ったらあかんよ。」

    心の中でそう言っていましたが、ぴぴは頑張れませんでした。
    5日の午前2時半、ぴぴは空の上に召されていってしまいました。

    元旦でちょうど生後5カ月。つまり生後5カ月と4日の命。

    お棺にしてやれるような箱がなかったので
    白い紙にぴぴのご飯をたっぷり敷いて、そこにぴぴを寝かせました。
    横におやつのガリガリ棒、粟玉の枝、塩土、
    そして生まれたタマゴ2つを添えて、
    庭に咲いていた小菊の花を添えて、父にお経をあげてもらいました。

    その後、あまり人が入らぬ場所、ということで
    庭の梅の木の下に葬りました。


    なんでそんなに生き急いだの?
    普通は8カ月になるまではタマゴを作らない方がいいのに
    そしてぴぴと凛はまだ幼すぎて発情期もまだのようだったのに
    何を想像して妊娠してタマゴまで作ってしまったの?

    私も凛もあなたの背中に振れたことはなかったよ。
    なのにどうして?

    やんちゃで人一倍元気で暴れん坊でよく飛んで
    私の部屋に置いてあった観葉植物や花の鉢植えの
    葉っぱを齧ってしまうから、私の部屋からは
    植物が全部消えてしまったじゃないの。

    王子の写真もポスターも、あんたが齧るから
    みんな箪笥のなかにしまっちゃったじゃないの。
    私の部屋の柱や箪笥を齧るから、私の母がいつも怒ってたでしょ?
    でも負けないで、せっせといつも工事に勤しんでたじゃない。

    ゲージから出してもらう時以外には私の手には乗らず
    たまに気が向くと勝手に私の頭に乗ってきて
    私の頭皮はいつもどこか髪を洗う時にしみてたのよ。
    キミの爪は鋭かったんだもの。

    お喋りはあまりしないけど、凛の姿が見えないと、
    お互いに ぴー、ぴー、と大きな声で呼び合ってたじゃん。

    凛だって呼んでくれる声がしないから、淋しそうだよ。
    凛、インコ語のお喋りはするけど、大きな声ではもう鳴かないよ。

    そうそう、自分の方からはあんまり甘えてこなかったぴぴが
    12月半ばあたりから、急に凄い甘えん坊さんになって
    自分から私の手に乗りに来て、私の指や顔を舐めてたね。

    くちゅくちゅ、ぴいぴいって小さな声でお話もしてくれたね。
    「どうしたん、この頃急に甘えん坊になって。」
    そう言いながら、私はとっても嬉しかったよ。


    もうメスは飼いたくないよ。
    でも4カ月くらいたたないと、インコは性別が分からないんだよ。

    餌箱、水入れ、トレーの敷き紙、掃除の手間が半分になっても
    嬉しくないよ。空っぽのゲージが冷たく見えるよ。


    凛、悟ったのかな。
    昨日の朝はまだちょっと……だったけど
    夕方私がTVを見ている間、ずっと私の肩に乗っててくれたよ。

    2012.01.05 ぴぴ 永眠。
    享年 5カ月と4日。


    涙が流れて眠れないってことは、私はキミを
    怒りながらも愛してたってことなんだね。きっと。


    左側がぴぴです。
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